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- 経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)とは
2018.09.14
こんにちは。パーソナルブランドコンサルタントの廣田です。
あなたは「自分の想いが周りの人に伝わらない」とストレスを抱えていませんか?
ほとんどの人がそのような悩みを抱えます。
現在6社の経営をおこなっている現役起業家として活動していますが、どんなに事業がうまくいっても常にこの悩みは消えません。
また、歯科医院(国内5院、海外1院)を経営していた時に最もストレスを感じたことがそれでした。
なぜそうなるのか?
その答えは、「経営理念」にあります。
ビジョン実現にむけて持続的に成長する人は、ほぼ例外なく強い信念や深い哲学を持っています。
歯科医院の経営者は皆、身を粉にして働きますが自らの一日の仕事量が限界を超えた時点で医院の成長もストップしてしまうのです。
開業して誰もが直面する「成長の壁」です。
しかし、経営理念が浸透している組織は、人を動かしビジョン実現にむけて成長の壁を突破しています。
ジェームズ・C・コリンズとジェリー・I・ポラスによって書かれた不朽の名作『ビジョナリー・カンパニー』では、「基本理念」の重要性が徹底的に解き明かされています。
ビジョナリー・カンパニーとは、なんでしょうか?
同書では、
“ビジョンを持っている企業、未来志向の企業、先見的な企業であり、業界で卓越した企業、同業他社の間で広く尊敬を集め、大きなインパクトを世界に与え続けてきた企業である。”
とされています。
米国のフォーチュン誌やインク誌のランキングからサンプル企業700社を選び出し、CEOにアンケート調査をおこなって最終的に18社が選出されました。
時代を超えて際立った存在であり続けるビジョナリー・カンパニー18社を6年もかけて徹底的に調査、分析した結果、それら永続の源泉は「基本理念」にあると解き明かしています。
あなたは、「経営理念が必要なのはわかるけど、実際に経営理念って何なの?」と思っているかもしれません。
経営理念、企業理念、基本理念、クレド、社是、社訓、スローガンなど…
いろんな言葉で表現されていて、よくわからない!?
経営理念の大切さはわかっているけど、今さら人に聞けない…
そこで、今回は、「経営理念(ミッション・ビジョン・バリュー)とは」をテーマにお話していきます。
経営理念とは、簡単に言うと経営者の経営哲学や信念などの想いを明文化して、社内外に向けて表明するものです。
理念とは、物事のあるべき状態についての基本的な考えであり、理性の働きとして得られる最高概念とされています。
また、経営理念(management philosophy)とは、組織の使命・存在意義や将来のあるべき姿、価値観・行動指針などの基本的な考え方を明文化したものです。
では、経営理念をどうやって作ったら良いのか?
私は、経営理念を3つの要素に分解して作ることをおすすめしています。
その3つの要素とは、
① ミッション
② ビジョン
③ バリュー
です。
私はパーソナルブランドコンサルタントとしてこれまで歯科医院経営者をはじめ3,000名ほどの起業家を支援してきました。
その中で成長の壁を突破して持続的成長を遂げる人の共通点は、「パーソナルブランド」でした。
*パーソナルブランドについては、こちらで詳しく解説していますので、ご覧ください。
https://hirotashoji.com/personal-branding/
そのパーソナルブランドの土台になるものが理念(ミッション・ビジョン・バリュー)です。
ミッションは、簡単にいうと、あなたの存在意義や使命です。なんのために働くのか、なんのために経営しているのかといったあなたの目的をあらわしたものがミッションです。
したがって、ミッションはあなたに生きがいをもたらすものであり、人や社会のために、という考えによってあなたをより輝かせるものとなります。
次に、ビジョンは、将来のあるべき姿です。将来こうなりたい、このようなものを手に入れたいといった目標を明確にイメージできるまで具体化したものです。
ビジョンを明確にすることで、自らの才能が引き出され、ブレない自分の軸をつくることができます。また、それによって人に選ばれる存在になり、周りの人から応援される存在になるのです。
最後に、バリューとは、価値観や行動指針をあらわすものです。バリューは、あなたの考えの根底になるものとあり、あなたを勇気づけたり輝かせたりする言葉となります。
まずは自らの知ることが重要です。あなたの価値観を知り、それを言葉にすることでブレない自分の軸となる考えを明確にすることができます。
このように、ミッション・ビジョン・バリューに分解して考えると経営理念をつくりやすいでしょう。
私のメンターで元スターバックスCEO、立教大学ビジネススクール教授の岩田松雄さんは、このように言っています。
“ミッションとは、企業の使命や存在意義、何を達成したいかを意味するもの。ビジョンとは、目指すべき方向性、将来あるべき姿のこと。バリューとは、企業の価値観、すなわちミッションやビジョンを、どうやって、何を大切にしながら達成していくのかという行動の判断基準を意味します。そして、企業理念とは、ミッション、ビジョン、バリューを統合した概念です。”(岩田松雄/『ミッション』アスコムより)
また、マネジメントの父と呼ばれ現代経営学の発明者とされるP・F・ドラッカーは、このように言っています。
“ネクスト・ソサエティにおける企業の最大の課題は、社会的な正統性の確立、すなわち価値、使命、ビジョンの確立である。他の機能はすべてアウトソーシングできる” (P・F・ドラッカー/『ネクスト・ソサエティ』ダイヤモンド社より)
このように、経営理念は組織を運営するうえで最も大切な概念であり、個人・組織を持続的成長に導くものです。
ぜひあなたならではの経営理念をつくってみてください。答えは自分の中にあります。
パーソナルブランドコンサルタント 廣田祥司